栗本慎一郎さんと脳梗塞・リハビリ

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経済人類学者の栗本 慎一郎さんは、衆議院議員だった99年10月29日の朝、脳梗塞を発症しました。
 
 
当時栗本さんは持病の治療で、東京医科歯科大学医学部付属病院に入院していました。
 
朝起きても左半身が動かず、「こんにゃくになったように」感じたそうです。
 

栗本慎一郎さん 脳梗塞発症時の症状

どうにか日課のウォーキングに出ましたが、道がわからなくなってしまいます。
 
これはいかんとタクシーをひろって病院に戻ろうとしても、呂律が回らず運転手に行き先を告げられません。
 
それでもどうにか病院にたどり着きますが、発症から治療まで4時間ほど経過していたため、左半身は完全に麻痺してしまいます。
 
脳梗塞では一刻でも早い治療が必要なのです。
 
 
眠ろうとすると、頭の中でマラカスを鳴らすような不気味な音が鳴り続け、栗本さんにはそれが脳神経が切断されていく音に聞こえたそうです。
 
そんな恐怖が1週間ほど続きました。
 

 
不安を感じる一方で、栗本さんはリハビリをいかに進めるかを冷静に考えていました。
 

リハビリでの独自の工夫 やりぬくコツは

リハビリで左手を動かそうとすると右手も動くことに気付いたことから、鏡に映った右手を、左手だと脳に錯覚させる独自のリハビリを続けました。
 
このリハビリの効果はてきめんで、2ヶ月後には症状の改善が見えました。
 
 
社会活動へ本格的に復帰するまでに数年かかりましたが、現在は左手の握力は25kg、ゴルフに車の運転も楽しんでいます。
 
滑舌は以前より若干悪くなりましたが、声には力があり、よどみがありません。
 
 
栗本さんによると、長いリハビリを乗り切るコツは、

何よりも楽しさを見出すこと。
 
この指がこう動いたら楽しい、という問題を設定して、実現していく。
 
多くの人はリハビリの継続自体を目標にするからうまくいかない。楽しさを見いださなければ、続かない。

のだそうです。
 
 
以下の記事を参考にしました。
 
MSN産経ニュース
経済人類学者の栗本慎一郎さん 何事も楽しさ見いだして 
左半身まひ…リハビリ乗り切り活動再開
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120609/bdy12060907010000-n1.htm
(現在この記事は削除されています)
 
 
Wikipedia 栗本慎一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%97%E6%9C%AC%E6%85%8E%E4%B8%80%E9%83%8E
 
(むらお注 上記の鏡を使ったリハビリのくだりは、MSN産経ニュースさんとウィキペディアとでは内容に若干違いがありました)
 

 

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