myimage-nomalこのコンテンツでは、英語に関する小ネタを二つ紹介します。
 
ひとつは英語の学習について、もうひとつは英語の「語呂合わせ」についてです。

英語の勉強法は、意外と”古典的”なやり方が現在も通用しているのですね。

いまも昔も変わらぬ?効果のある英語勉強法

管理人が運営している別サイト「英検1級に私はこうして合格しました」では、私の英語勉強法をあれこれ紹介しています。
 
私の英語学習の中心は「速くたくさん読む、聴く」であり、
 
・本や雑誌を速く読む
・ネイティブ向けの英語放送などを聴く
・各種教材を使う

 
といった勉強をひたすら続けました。今では全く見られなくなった、カセットテープを普通に音源として使っていた時代です。
 
 
現在ではスマホ、タブレットが当たり前になり、英語学習アプリは山のように作られています。
 
海外ニュースサイトの記事や映像、英語圏の人のブログなども無限にありますし、You Tube上には参考になる英会話レッスン動画が視聴しきれないほどアップされています。
 
いまどきの英語学習者は、こうしたアプリや動画、音源をバリバリ使って勉強しているのだろうな、と考えていました。
 
 
しかし、雑誌「PRESIDENT」の2016年3月14日号に載っていたアンケートによると、必ずしもそうではないようなのです。
 
このアンケートは、TOEICのスコアを100点以上伸ばすことに成功した男女500人を対象に行われました。
 
その中に「効果にあった勉強法は?」という設問があり、回答は以下のようなものでした。

1位 本 52.2%
2位 教材 27.2%
3位 テレビ・ラジオ講座 18.0%
4位 通学型英会話スクール 17.0%
 
5位 英語学習アプリ 16.6%
6位 英語の映画・小説 12.2%
7位 オンライン型英会話スクール 4.8%
8位 短期留学 3.4%

 
「本での学習」との回答がダントツで多かったのです。
 
本(紙媒体)での勉強は今では時代遅れなのかも?と考えていた私にとっては、ちょっと意外な結果でした。
 
本と教材という”昔ながらの”手段が、圧倒的多くの支持を得ているのです。
 
 
アプリでの勉強も一定割合で支持されていますが、私としては「思ったより少ないな」という印象を持ちました。
 
勉強に役立つデジタル媒体が当たり前になった現代ですが、頭に定着しやすいのは「昔からあるやり方」なのかもしれません。

英語の円周率の覚え方

英文をひとつどうぞ。

How I want a drink,alcoholic of course, after the heavy lectures, after the heavy lectures involving quantum mechanics! 
 
「ああ、のどが渇いた、もちろんアルコールがほしい、あの講義、量子力学まで入ってたからしんどかった!」

いまいち意味をつかみづらいこの文、何を意味していると思います?
 
 
実はこれ、英語圏の人が円周率を覚えるための英文なのです。
 
英単語の文字数がキモで、How=3 I=1 want=4 a=1・・・というわけですね。
  
 
でもこれ、英文を覚えた後、各語を文字数に置き換えないとダメですよね?
 
こういう時は、いろいろな語呂で覚えられる日本語の便利さを実感するものです。