私がネット上で発信している情報は健康関連が圧倒的に多いのですが、英語の勉強についてもサイトをひとつ作っています。
英検一級に私はこうして合格しました
https://eiken1kyuu.com/
このブログにはいろんな分野のトピックを書いているので、英語学習に関する小ネタも時々エントリー致します。
今回は、英語のリスニングについて気付いたことをひとつ紹介します。
英語のリスニング能力を上げる工夫
英語を勉強する人のほとんどは、洋画や海外ドラマが好きで、たくさん視聴するのではないでしょうか。
これは作品を楽しむと同時に、リスニング能力を鍛える、あるいは言い回しを覚えるといった、英語力向上も目的としています。
私も毎日のように、何かと海外ドラマを目にしており、英語を聴いて覚えるために、字幕版を見ることがほとんどです。
その過程でひとつ気付いた工夫は・・・
テレビ画面の字幕部分を隠す
ことです。
表示される字幕を隠すのと隠さないのでは、ものすごい違いがありませんか?
何が違うのかというと、字幕を隠したほうが、明らかにリスニングが鍛えられるのです。
「隠さなくても、字幕は見ないからリスニングは鍛えられる。問題なし」という意見もあるでしょう。実は私もそう思ってました。
しかし字幕があると、どうしても目に入りませんか?すると読むほう(視覚)に神経が働いてしまって、肝心の聴きとり(聴覚)がおろそかになってしまうのです。
こうなると、意味を把握する主体が、耳ではなく目になってしまいます。これはつまり、リスニングは鍛えられていないわけです。
字幕を隠すと、視覚に頼るという”甘え”ができません。おかげで、セリフの聴きとりに集中できます。
実際にやってみると、「字幕を見ないつもりでも、結構見てたんだな」とか、「脳が聴きとりのためによく働いている」と感じるのではないでしょうか。
字幕を見ることによるメリットも、もちろんあります。
「この英語はこう訳すのか」と勉強になったり、あるいは逆に「この日本語は英語でこう言うのか」と気付く場面もあるでしょう。
このへんは、何を目的として海外ドラマを見るかにもよりますので、字幕を隠す・隠さないの是非は一概には言えません。
しかし、リスニング強化を目的とする場合、字幕は隠すべきだと考えます。私は、小さいダンボール紙をテレビに立てかけて隠しています。
ちょっとした手間ですが、これが積み重なればリスニング上達に大きな差が出るのではないでしょうか。