myimage-nomal徳川家康が季節外れのものを食べなかったのは有名ではないでしょうか。
 
織田信長から送られた桃を、季節はずれだからという理由で手をつけなかったのです。
(他の理由も挙げられています)
 
家康は冷たい食べものも絶対口にせず、真夏でも熱いうどんを食べたそうです。

食については「美味は月に2~3度で結構。平素は軽い、普通の食べ物が宜しい」がモットー。鷹狩りで盛んに体を動かし、湯治、能、茶の湯、囲碁・将棋などで身体と頭脳の健康を保ちました。
 
家康は中国の医薬書「本草綱目」を研究し、自ら薬の調合も行っています。
 
寄生虫症 痰 打撲 切り傷 精力増強
 
といった症状に効く薬を作っていました。
 
これらは家臣や大名にも分け与えられましたが、「紫雪(しせつ)」という風邪薬だけは秘薬とされ、極めて近い血縁者にしか与えられなかったそうです。
 
また家康は医師の診療も積極的に受診していて、内科、外科、眼科など診療内容に応じて医師を替えていました。自身も医術に精通していたため、医師の誤診は厳しく糾弾したそうです。
 
※参考
私の別サイト「健康への試行錯誤」にも徳川家康関連のコンテンツを作っています。
「健康への試行錯誤」徳川家康関連コンテンツ