myimage-nomal先日のトンガでの大噴火には驚きました。
 
近年は各地で噴火のニュースを見ますし、阿蘇山も噴火して入山規制されています。

熊本地震を経験した者としては、大きな災害の前兆のようでちょっとビビってしまいます。
 

 
噴火といえば、現在阿蘇山の周囲を壁のようにカルデラが囲んでいます。
 
およそ9万年前、このカルデラができた際の爆発では、火砕流がなんと山口県の秋吉台まで到達したそうです。
(距離は160km)
 
これは、44人の死者・行方不明者を出した雲仙普賢岳火砕流の約千倍の規模にあたります。
 
日本列島ではこの規模の火山爆発が約1万年に1回起きているそうです。
 
ちなみに、「阿蘇のカルデラは世界一大きい」というふれこみを聞いたことはないでしょうか?
 
実はこれは全くの誤りで、実際には日本一でもありません。
 
世界一大きいのはインドネシアのトバカルデラ(100km×30km)
日本一大きいのは屈斜路湖カルデラ(26km×20km)

 
であり、阿蘇のカルデラは(25km×18km)で日本で2番目の大きさです。
 
(地元民の私も「世界一」と習ったことがあります・・・orz)
 
こちらを参考にしました。
阿蘇カルデラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%98%87%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9