中国での臓器移植ドナーは9割以上が死刑囚なんだそうです。
死刑執行日や死刑囚の身体データが揃っているので臓器移植は迅速に行われ、「ドナー待ち」ということもありません。
臓器移植の費用も、腎臓移植を米国で受けると1千万円以上かかるのに対して中国では600万~800万円とかなり割安になっています。
そのため、中国以外から移植に訪れる患者が多いのです。
ただしこの割安な費用も、「相手を見て決められる」ことが多く、患者の資産次第で手術費も変わります。
中国政府が「移植により外貨を稼ぎ、病院の設備を充実させる」意図を持っているという報告もあります。
香港の医師グループは、中国での腎臓移植後の死亡率や罹病率の高さを指摘し、「中国での移植の成否は運まかせである」とする香港の新聞もあります。