岡安盛男さんが著書「新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則」で、FX取引で負けてしまう人の特徴を指摘されています。
7つ挙げてあるパターンのうちのひとつを、同書の250ページから一部抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
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新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則
非情になりきれない人
ここでいう「非情」とは、”良くないこと”で起きた流れに乗る、ということです。
一般に円高が進めば日本の輸出企業が苦しむことになり、それは日本の経済にとっても大きな打撃になると言われています。
だからドル円を売るのは非国民であり、ドル円は買いからしか入らないという人がいました。
また、米国の911デロや日本の大震災のような非常時に、それを利用して取引で儲けようとするのは不謹慎だという人もいました。
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心情的には共感できますが、取引の観点からは「わかりやすい流れを逃している」とも言えます。
FX取引だけではなく相場に携わる者としては、これらのことは頭の片隅にあるものです。
しかし、だからといってこれらが取引に影響するようでは、儲けることはできません。
介入が入った時などは、寧ろ大きなチャンスになります。
せっかく、円高を阻止するためにドル円で買い介入を行っているのに、そこでドル円を売るのはいかがなものかと考えてはだめです。
FX取引は粛々と儲けることを目標にすべきです。
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