岡安盛男さんが著書「新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則」で、高金利通貨の特徴を解説されています。
同書の68~69ページから一部抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
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新版 岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則
高金利通貨の特徴とFX取引 トレンドはわかりやすいが注意点も
高金利通貨の値動きには、相場の環境によって以下のような特徴があります。
高金利通貨は投資家にとって、最も魅力的な投資対象となります。ただし、高金利通貨とは一方でインフレ率が高く、リスクの高い通貨でもあります。
この通貨の特徴として、市場が安定している時には買いがゆっくり入り、上昇トレンドが長くなります。
しかし、もし世界的なリスクの高まるような事件が起こった時には、急落するという特徴もあります。
この急落を狙って売りから入れば、短期間で大きな利益を得ることができます。
短期でも長期でもこの傾向はみられますが、特に長期間じりじりと上昇した後の方が下落幅は大きく、少し乗り遅れたとしても十分利益を得ることができます。
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本書発売時点での分析もあります。
リーマンショック以降主要通貨は全体に低金利が続いていますが、米国FRBは2017年3月に利上げを再開し、引き締め政策に移り始めました。
ECBも緩和政策の限界が見え始めるなど、今後中長期的に見ると世界的に緩和から引き締めに動き始める可能性が高いとみられます。
金利上昇の見通しが強まれば期待が高まって通貨は上昇します。しかし、その上昇は非常にゆっくりと長期間継続することが多くみられます。
特にポンドや豪ドル、NZドルといった通貨は一度引き締めに入ると徹底して行うことが多くみられます。
日銀は当面緩和政策を継続することになる一方で、他の主要国が金融引き締めに入るような時には、低金利の円を売ってそれらの通貨を買っていく動きが活発になるでしょう。
動きはゆっくりでしかもトレンドが長く続くので比較的わかりやすい取引になりますが、注意点もあります。
しかし、皆が安心して買い始めた時などは実は終わりに近いということが多くみられ、あまりに買い材料が出そろった時などはそろそろ危険信号です。
そのようなときに何か利下げを暗示するようなサインを見逃してはなりません。
もし、兆候があれば躊躇せずにロングポジションを手仕舞い、急落が始まれば短期的にショートポジションを作っていきます。
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