”FX極”を主催する岡安盛男氏が、2024年9月10日発行のメルマガ”極通信”で、相場の今後の見通しを解説されています。
ドル買いによる円安は一服しているようです。
同メルマガから一部を抜粋して紹介します。(引用の許可は頂いています)
ドル買いによる円安は一服か 材料は強弱まちまち
岡安氏の分析はこちらです。
先週末の米雇用統計発表後のドル円の高値144円付近を付けた後に141円77銭まで下落。
8月5日に付けた今年最安値141円69銭には届かなかった。
昨日のドル円は143円79銭まで上昇したが先週末の高値には届かずに失速。目先のドル買戻しはほぼ一巡したとみている。
今日も昨日の高値を超えられないようなら再び先週末の安値今年最安値を試す展開も考えられる。
ただ、来週のFOMC会合までは安値更新はお預け状態とみている。
こんにちは、岡安です。
先週末の米雇用統計の結果を受け米景気減速懸念が高まりNY株式市場が下落。
ドルは上下に振らされたが結局クロス円の下落とドル買いの動きが強まると同時に円買いも進みドル円は下落して引けた。
先週末の雇用統計の結果は雇用者数が減少したものの失業率が低下し平均時給は上昇するなど、強弱はまちまち。
ただ、株価が三指数ともに大きく下落しリスクオフの円買いが進むなど、過度な悲観の反動もあり昨日は株価が三指数ともに上昇。ドルの買い戻しも入っている。
今週は米CPIやPPIが発表されるが物価鈍化トレンドは変わらず、米経済のソフトランディングへの期待もあり、悲観が先行し過ぎた観もある。
来週のFOMC会合での利下げ幅が0.5%の確率は低下しつつある中でドルの買い戻しもそろそろ一巡する頃だ。
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