myimage-nomal”FX極”を主催する岡安盛男氏が、2024年6月25日発行のメルマガ”極通信”で、為替相場の現状と今後を解説されています。

一部を抜粋して紹介します。（引用の許可は頂いています）

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介入への警戒もあり市場は神経質

岡安氏の分析はこちらです。

週明け東京市場早朝にドル円は159円92銭まで上昇。
 
神田財務官や鈴木財務相が介入の可能性を示したものの、市場は無視した格好だ。
 
しかし、その後欧州市場で158円78銭まで急落。
 
介入への警戒感からとみられるが、それだけ市場は神経質になっているということで、下げたところでは買いが入るなどドル円の買いの強さを示す結果となった。
 
4月29日に付けた高値160円16銭を再度試しに行ったところで介入が入るのかを見極めたいところだろう。
 
しかし、もし今回160円にも届かなかった場合にはダブルトップ形成となる。
 

 
ボラが低下していることからクロス円がドル円を押し上げる格好にもなっているが、週末の米PCEデフレーター発表で一気にボラが上昇する可能性もある。
 
160円を付けたとしても、発表前には下落に転じるとみている。

こんにちは、岡安です。
 
ドル円は160円に接近したものの介入警戒感から神経質な展開で推移しましたね。
 
この日の米長期金利は欧州時間に4.28％近くまで上昇しNY時間に4.23％まで低下したが、ドルとの連動性が見られなかった。
 
クロス円は全般に上昇が続いていることから市場の注目は円の動きに集まっているように見える。
 

 
市場はドル円が160円を突破するのは時間の問題とみているが、実際に介入が入るようならドル円クロス円共に一気に下落する可能性が高く、神経質な展開は暫く続きそうだ。
 
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