”FX極”を主催する岡安盛男氏が、2024年5月23日発行のメルマガ”極通信”で、ドル円相場について分析されています。
FRBタカ派発言および日本の長期金利上昇の市場への影響など、解説の一部を抜粋して紹介します。(引用の許可は頂いています)
FRBメンバー発言と日本の長期金利上昇の影響は
岡安氏の分析はこちらです。
多くのFRBメンバーのタカ派発言を受けドル円は朝から底堅い動きで推移。
また、日本の4月貿易赤字額が予想を上回ったことでクロス円全般に円売りが進みドル円は156円61銭まで上昇。
米長期金利が低下して始まったNY市場でドル円は156円35銭まで下落したもののその後公開されたFOMC議事要旨が予想以上にタカ派的な内容が示されたことでドル円は156円80銭台に上昇して引けている。
全般にドル買いが進みやすい状況となっている一方で日本の長期金利が1%に上昇。
市場の反応は今のところ見られないが、徐々に浸透する可能性が高い。
フィボナッチ61.8%戻しとなる157円付近では利食い売りも出やすく、上抜け失敗となれば目先の天井とみる。
こんにちは、岡安です。
多くのFRBメンバーによるタカ派発言によりドルは堅調に推移しましたね。
更に公開されたFOMC議事要旨もタカ派的な内容となったことからドルは全面高となっている。
FOMC会合後にパウエル議長が利上げの可能性は低いと発言していただけに市場はタカ派的と受け止めた。
ただ、その後発表された弱い雇用統計やCPIの鈍化が示されたことから議事要旨は過去のものであり、一時的な動きに留まるとみている。
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