食中毒というと梅雨から夏にかけて多い印象がありますが、実際には一年通じて発生します。
時には重篤な症状を招くため、「除菌」をうたったアイテムを使っている家庭も多いのではないでしょうか。
この「除菌」と表示された台所洗剤は菌を減少させる作用がありますが、ここでの「菌」とは、黄色ブドウ球菌と大腸菌の二つだけを指しています。
カビの真菌類などは含まれていません。
除菌表示ができる基準は
「黄色ブドウ球菌と大腸菌の2菌種の生菌数が、除菌効果なしの試料に対して100分の1以下に減少させる能力が認められたもの」
です。
全ての菌類を取り除けるわけではないのです。