クランクベイトの小ネタをひとつ。
この前、釣りビジョンでD-インパクトを見ていたら、奥村和正さんが興味深い話をされていました。
クランクベイトの巻き方が、アメリカと日本で違うのだそうです。
クランクの巻き方 米国は一直線 日本は直角
デプスでサポートしているAプロ(名前は忘れてしまいました。申し訳ない)が、アメリカでバス釣りをしていた時のこと。
同船していたアメリカのバスブロと一緒にクランクベイトを巻いていたら、釣れるのはアメリカのバスプロばかりで、Aプロには釣れず、しかも根掛かりが多発したそうです。
Aプロが「何が違うんだろう?」とアメリカのバスプロを観察したところ、違いは巻き方にありました。
上から見て、
アメリカのバスプロは
釣り人——- ・・・・・・・
↑ ↑
ロッド ライン
と、ロッドがラインと一直線になるように巻くのに対し、Aプロは
・・・・・・←ライン
|
|
|←ロッド
|
釣り人
のように、ロッドとラインが直角になるように巻いていたのです。
結果的に、釣果に圧倒的な差がついてしまったのだとか。
Aプロは、アメリカのバスプロから
「それは巻き方が間違っている。一直線になるように巻くと、根掛かりも外れやすい」
旨の指摘を受けたそうです。
奥村さんのこの話は、非常に興味深かったです。日本では、「直角型」で巻くアングラーが圧倒的に多くないですか?私も直角型で巻いてます。
釣りビジョンを観ていても、バスプロでさえ「直線型」で巻くケースは非常に少ないようです。というか、ほとんど無いのでは?まず全員が「直角型」ではないでしょうか。(確か奥村さんも直角だったような)
実はこのコンテンツを作っている時点で、私も釣りに行った際「直線型」を何度も試しているのですが、違いはあまりピンときていません。
特別釣れるような気もしないし、根がかり回避力もそれほどアップする実感はありません。「何となく違うかな?」と感じる程度。
ただ、直角型では、ルアーのアクションがロッドの弾力の影響を受けるのかもしれない、と思うようにはなりました。
もう少し直線型で投げ続けてみないとダメかな?
当サイトをご覧頂いているアングラーも、今後は「直線型」を試してみてはいかがでしょうか。