ルアー釣りをするなら、ラパラのルアーを知らない人はいないでしょう。
バスアングラーも例外ではなく、ほぼ100%がラパラを知っているはずです。
ただし正直なところラパラのルアーは素朴過ぎると感じるアングラーも多いのではないでしょうか?実は私もそのひとりです。
例えばクランクベイトだと、メガバスやイマカツといったメーカーの製品とラパラを並べたら、私はどうしても前二社のクランクのほうが釣れそうな気がします。見た目がものすごくリアルでソソられるのです。
日本製ルアーは素材や光学などが突き詰められているので説得力があるし、実際によく釣れます。比較すると、ラパラがいかにも頼りなく感じるのは私だけ?
しかし、中堤に通うようになって気づいたことがあります。
ラパラは釣れるんですよ!
ラパラを投げてみようかな、と思うきっかけになったのは、ポパイ熊本店に「ラパラは釣れる!」といった内容のスナップ写真が貼ってあったこと。
店員さんがラパラのルアーで、いいバスを何匹も釣っていた写真でした。
そこでDT-16というディープクランクをひとつ購入してみました。DT-16は5m近く潜るタイプで、中堤は深いところが多いのでこれをチョイス。
そして中堤に行ったある日、実際にDTを使ってみたら・・・
あっさり釣れました。
実はDTを投げる時は、あまり期待していませんでした。(失礼!)
だから投げて釣れた時は「あれ?」って感じで、良い意味で裏切られた気がしたものです。
それ以来、DTを投げるたびにバスを釣っています。中堤ではクランクを投げる機会は少なめですが、DTを投げると一匹は必ず釣っている気がします。
DTで釣れなかった、というケースはすぐには思い出せません。釣りの記録を見直せばあるかもしれませんが。
これだけ実績が続くとさすがにタックルボックスから外せなくなります。
中堤で投げるなら白いタイプがおすすめです。一個だけ買ったコレが良く釣れてくれます。(上の画像がまさにそのルアーです)
かなり重く、「ブン投げる」ように飛ばします。ディープクランクで引いてくる抵抗も結構なものなので、タックルを少し選ぶかもしれません。
それでも釣れるので投げます。
この記事を書いているのはそろそろ本格的に秋っぽくなりそう、という頃。クランクの季節です。
日本製ルアーもいいですが、超老舗のラパラルアーを試してみるとまた新しい発見があるのではないでしょうか。