中堤に行ってきました!(09 4/9木)
しかし、釣果は25cmの小バス一匹だけ。これじゃボーズと一緒。
コテンパンにやられました。今回はまさに「いったいどうすりゃいいの」状態。
春なのに岸際(シャロー)攻撃が不発だった
失敗した理由を分析してみます。
まず今回最も強く思い知らされたのは、岸際を攻めても全くダメだったということ。
これは朝から昼の3時ごろまで一貫していました。これほど岸際が釣れなかったのは、ちょっと思い出せません。
中堤には長いこと通っているので、「このあたりの岸際は釣れる」といったポイントはいくつかわかっています。しかし、今回はそれらが全滅でした。
岸際攻撃は明らかに間違っていたのは間違いないでしょう。
中堤のようにリザーバーっぽいフィールドでは、岸際を攻めていくのは間違いではないと思うし、実際にこれまで何度も釣れてきました。
ましてや季節は春なので、シャローを打ちたくなるのは釣り人のサガというもの。
でも今回はそれでハズしました。「岸際NG」の日だったわけ。(岸際OKの日が圧倒的に多いのですが)
では、そのいずれかを見分けるポイントは何なのでしょうか。釣りから帰ってきて、いろいろ考えました。「岸際で釣れていたこれまでと違うことは何かなかったかな?」と。
岸際にはベイトがいなかった 早めに気づいていれば…
その結果、ひとつのことに思いあたりました。
それは「ベイト」。
バス釣りにおいて極めて重要なベイトに関連する要素を、私は見ていながら気付いていませんでした。気付いたのは、そろそろ釣りを終わろうか、という頃になってから。
私は中堤でフローターを出す際、水辺に立って水質などをチェックするようにしています。
今回も水を見たのですが、「水はなかなかキレイなんじゃないかな?」と、意識したのは水質だけでした。ベイトについては全く見ていなかったのです。
「あっ。そういえば・・・」てな感じで後から気付いたのですが、そのチェックの時点で、岸際にはベイトが全くいませんでした。
もっと早くこのことに気付いていれば、少しはマシな結果になっていたかもしれません。
生命感の全く無い水を見ていたはずなのに、問題意識が無かったために「今日は岸際全域でベイトが少ないかも」などの考えが及ばなかったのです。
「スタート地点の様子を見ただけで全域を判断するのはムリがある」という意見もあるでしょうが、私としてはそれほどハズしていない観察だと思っています。
実際に、キャストを失敗して枝などに引っ掛けたルアーを回収するため岸際に何度か寄りましたが、ベイトは確かに少なめでした。(これも後から気付いた)
このことからも、この日は「全域で岸際にはベイトが少なかった」と言えるのではないでしょうか。
たとえ人の多いフィールドでも、岸辺を見ると何らかのベイトがいることがほとんどです。
頻度としては岸にベイトが着いているケースの方が圧倒的に多いため、岸際攻撃が通用することが多いのです。
今後はもっといろんなことを意識して観察してみよう。
ウマい人はベイトや水の状態はもちろん、風向きや日射の方向、さらには気圧や月齢などいろんな要素を敏感に解析するんだろうなぁ。