「熟年離婚」という言葉はいまや完全に定着した感があります。
熟年離婚での奥さんとの離別は男性の寿命を縮めるそうです。
しかも死別の場合より深刻だという統計があります。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、中年男性の寿命は配偶者の有無によって違いがありました。
95年に40歳だった男性で、離婚などにより奥さんと離別した人は死別した人より6.2年も寿命が短かったのです。
また男女共に、配偶者のいない人はいる人に比べて、心筋梗塞や脳卒中の死亡率(2000年、10万人あたり)が2倍以上高くなっています。