(当コンテンツ作成時点では、中堤は釣り禁止エリアになっています)
中堤にはちょっと通いこんだので、釣れるルアーが何となくわかるようになりました。
一番いい思いをしたのは、何といってもスピナーベイトです。デプスBカスタムやDゾーン、クリスタルS には大変お世話になりました。
デプスは5/8ozの白系ヘッドにシルバーのブレード。
06年の春はこれを投げれば40cm後半は当たり前、というくらい良く釣れましたが、翌07年春はイマイチでした。
Dゾーンは1/2か3/8oz のダブルウィローかタンデム。カラーは私の中で一番カタいのはゴールドラッシュカラー。あるいは白系。
クリスタルSは1/4 ozが非常に良く、倒木の際を通して50アップ(確か…)が釣れたこともあります。カラーは白を基調に、ダブルウィローでブレードカラーはゴールド。
中堤でスピナベはイイ感じなのですが、プレッシャーがかかり出すと厳しいかもしれません。もう少しスロー or 弱めのルアーにするか、日中ならライトリグを選択したほうが手堅いでしょう。
人がいようが構わずスピナベを押し通して爆死したことが何度もあるので・・・。(´Д`)
ただし、上で紹介した1/4ozのクリスタルSであれば、日中でも釣れるかも。
(※参考動画作りました)
朝イチとか、プレッシャーがかかっていない状況であれば、おそらくスピナーベイトを真っ先に投げます。中堤で良いサイズを一番釣ってるのはやはりスピナーベイトではないかな?と考えているので。
使い方は非常に単純。私の場合こんな感じです。
このリーリング中に、うまくいけばトン!とアタリがあるのですかさずアワセ!
もしもこれが40cm後半以上のバスだと、とんでもなく引きます。ズドーン!と突っ込むので、竿ごと引きこまれる勢い。
フローターだと水面も近いので迫力満点です。口もデカいのでつかむのに躊躇することも。
この引きを体験してしまったら、もう病みつきになります。
特に春の朝イチなどは、デカバス狙いでデプスBあたりを投げてみてはいかがでしょうか。
中堤では、プラグ系(クランクベイト、ミノー、シャッド)はあまり出番がありません。特に満水時は使いどころがかなり限られます。(プラグ系を投げるのは大好きなのですが)
中堤はリザーバー型なので、シャローフラットは多くありません。地形は急深なので、水が増えると岸から少し離れただけで水深が数メートルにもなります。
増水するとオーバーハングも増え、岸際、あるいは岸沿いに引くのは相当厳しくなります。
(フローターなら、オーバーハングの内側に潜り込んで、岸際をシャッドやミノー、クランクを投げるという強引な釣り方もできます)
しかし中堤では大昔にミノーで釣れた記憶があるので、釣りに行く時はどうしてもプラグ用のタックルを用意してしまいます。
「クランク(あるいはミノー)を投げるぞー!」と釣行前日は意気ごんでいても、中堤に着いて満水だったりするとプラグ用のタックルが早々とフラッピンソニック専用になったりします。
とはいえ、クランクやミノーで全く釣れないかというとそういうわけではありません。実際に釣った覚えのあるルアーをざっと挙げてみると、
こう書くと意外と釣ってるかも?
でも、サイズは上がりません。たぶん、一番デカイのでも30cmくらいでしょうか。
ものすごくデカい(だろう)魚をかけた(だけの)経験もないわけではありません。
上に書いた「オーバーハング潜り込み」釣りで、岸際にビーフリーズを投げ、トゥイッチングトントン、ポーズ・・・を数セット後、じっと止めていたら・・・
ドカーン!
とルアーが一気に引きこまれました。
「どわぁ!!!」と何が起こったのかわからず、ドラグを緩めるのはもちろん、クラッチを切るヒマもありません。ロッドも水中に突っ込み、対処も何もなし。
と、次の瞬間、バチンと音がしてロッドの重みが消えました。ラインブレイクでバラシ。10ポンドでしたが、あっさり切れました。
ここまで、おそらく2~3秒?
茫然というかあっけにとられたというか、「何だったんだいまのは」状態。かかったのは多分バスではなく、コイではないかと考えています。
口にビーフリーズがかかったまま。申し訳ないことをしました。これ以後、ラインチェックはまめにするようになりました。
中堤ではあまり出番がない(と思う)プラグ系ですが、これはバスがプラグ系にスレていないと言えるのかもしれません。
ある程度減水して岸際を打てるようになったら、狙ってみるのもアリかも?