myimage-gakkari中堤でボーズを食らってしまった!
 
日時は2011年の6月13日。

久しぶりのエントリーが、よりによってボーズの報告になろうとは。何ともお恥ずかしい。

 

アフタースポーンだから?ボーズ

このブログを読んで下さっている方はご存じのように、私は中堤の常連です。攻略法もだいぶわかってきて、「真冬でなければ、ボーズにはならない」自信もついてきたつもりでした。
 
にもかかわらず、一匹のバスも手にできませんでした。(´Д`)
 
ストレス解消のはずのバス釣りが、逆にストレスが溜まってしまうことに。
 
わざわざ記事にする必要は無いかもしれませんが、あえて記事を書いてみます。というのも、今回のボーズはあれこれ考えるきっかけになりました。
 
昔の釣り日記で6月のページを読み返したり、バス釣りのテレビ番組も、この季節のセオリーを再確認しながら見ました。
 
そのおかけか、「今度はコレをやってみよう!」というイメージがしっかり固まりました。
 
そして明日、どうやらそのリベンジに行けそう。
 
アフタースポーン(であろう)中堤で、コレをやれば狙って釣れるのではないか?ということを実際にやってみます(それでもまたボーズだったりして)
 
大雨かもしれませんが、次いつ釣りに行けるかわからないので強行することにします。
 
明日釣りに行った後、今回ボーズになった理由の検証も含めてエントリーを書いてみます。明後日以降、調子がよければ記事を書きます。

 

どうにか釣れても激ヤセ 6月特有の理由?

予告したように、中堤にフローターを出しました。
 
上のエントリーを書いた勢いそのままに、かなり前のめり気味に釣りをしたところ・・・。
 
どうにか2匹をゲットできました!
 
しかし、いずれも30cmくらいで、しかも1匹はとんでもなくやせており、魚体が私の手の平くらいの厚みしかありませんでした。なので、あまり誇らしげに言えるような釣果ではありません。
 
それでも、前回ボーズをくらっているため、1匹目を釣った時の感動はひとしおでした。30cmでもよく引いてくれたし。バスを手にした時、私はこの上なく良い顔をしていたはず。
 
それはさておき、釣れたリグ紹介および考察をしてみます。
 
まずは月齢は月齢192の若潮でした。ずっと雨模様の天気だったこともあり、これはあまり影響しないと考えていいのかな?
 
大雨が降り続いていたため、水位は大増水でオーバーフローあり。しかもとんでもないニゴリ。水中の視界はほとんどゼロ。乏しい釣果の言い訳ではありませんが、今回は非常にキビしかったはず。
 
メタル系ルアー
 
こんな状況下でどうにか釣れたリグは何かというと、
 
・何とヘビーキャロライナリグ 14lbフロロ+1/2ozタングステンシンカー+10lbリーダー 50cmくらい+パワーホグ4インチ
 
・また出たフラッピンソニック 1/2oz スプリングブロッサム
 
の二つ。
そう、フローターなのにヘビキャロをやったのです。
 
これまであまり書いていませんでしたが、私は中堤でヘビキャロをやるのは大好きです。
 
実際によく釣れます。ただし、デカいのは釣ったことありません。(ボトムズル引きだから?)
 
前回ボーズをくらった後、昔の日記を読み返していたら、毎年6月は「キツい釣りだった」とか「釣れなかった」など、苦戦した日が多いことに気付きました。
 
そして今回、雨とニゴリ水の中、キャストをしながらいろいろ考えてみました。
 
すると、6月がキツいのはアフタースポーンだからというだけでなく、6月特有の理由があるのでは?と思い当たりました。
 
つまり、アフタースポーンに加えて、6月ならではの要素まで考える必要があるのではないか?ということです。
 
その要素については、次にまとめてみます。

 

アフター+濁りの場合はどう攻める?

このサイトを訪問して下さる皆さんは、
 
「スポーン後から夏にかけてのルアーおよび攻め方」
 
というと、何を連想されるでしょうか?
 
私の場合、
 
「トップから水深2メートルくらいまでをフワフワ、じっくり攻める」
 
というものがあります。
 
魚は浮き気味になっており、あまり深いボトムに着けるとダメなイメージなので、トップウォータープラグか、ノーシンカーやジグヘッド、ライトリグなど軽いものをメインにしています。
 
以前読んだ田辺さんや今江さんの本にも、「この季節はライトリグが有効」という旨の記述があったと記憶しています。
 
ということで、私はワームならセンコーやコンポジットツインのノーシンカー、ストレートワームのジグヘッドなどをよく使います。
 
コンポジットツイン
(画像はコンポジットツインです)
 
また、回復していないバスは動きが遅いので、釣りをスローにするのもポイントだと考えています。
 
これらの攻め方はそれほど間違っていないと思うし、実際に何度も釣っているのですが、これはあくまでスポーン後という要素が単独の場合です。
 
これに、ニゴリという要素が加わると、話はガラリと変わるのではないでしょうか?
 
アフター+ニゴリとなると、ルアー選択と攻め方が急に迷いが生じてしまうのです。
 
しかも6月というアフターの季節は、雨が多いのでニゴリも発生しやすく、このヤバい条件がそろいやすいときています。
 
次はそのヤバさについて私なりに検証してみます。

 

アフター+濁りで巻き物はキツい

myimage-nomalバス釣り雑誌などで、アフタースポーンの特徴として「体力が回復したパスは、巻物にヒットしてくる」という旨の記述を目にしたことはありませんか?
 
私は何度も読みましたし、実際にセオリーとして確立されているはずです。
 
しかし、アフタースポーンにニゴリが加わった中堤でコレをやると、ホゲる確率がかなり高くなると個人的に考えています。
 
それは、濁りでカバーに入ったバスを巻き物で直撃するのはとても難しいから。
 
ただし、自分が巻くルアーの潜航深度を完全に把握し、魚探を使って水中カバーを直撃できる人であれば、巻き物でもホゲることは無いでしょう。
 
水中カバーなどを確認することなく、「そろそろ回復したバスもいそうだから、巻き物で釣れるだろう」といった弱い根拠でルアーを投げても、まず釣れません。(私はよくやるのですが^^)
 
ニゴッた中堤は、アフタースポーン後半=巻き物を投げるという連想だけで釣りをすると、非常にキビしいのです。
 
上で紹介したように、アフタースポーンの定番・ライトリグはどうかというと、これも実はホゲの可能性がとても高くなってしまいます。
 
カバー付近に投げ込むのは難しくないし、食わせる観点からライトリグは優れているように思えます。
 
しかし濁った水中では、ライトリグはアピール力が低すぎてバスが気づいてくれないため、意外とダメなことが多いのです。
 
これもまた、魚探などで魚を確認し、バスの鼻先にライトリグを落とせるのであれば話は別。しかし、実際にはなかなか難しいのではないでしょうか。(そもそもフローターなので魚探はないし)
 
それでは、とルアーを大きくしてアピール力を出すとバスが食ってくれない気がして、ここでも方針に迷いが出てしまいます。
 
これらの理由から、アフタースポーンにニゴリが加わると、かなりヤバい状態になるのです。
 
それじゃあいったいどう攻める?という話になるわけで、この2回の釣行の後、私もいろいろ頭をひねってみました。
 
その結果、なんとなく方針みたいなものができあがったので、別のエントリーでお知らせしてみます。
 
自分の考えの浅さを露呈させてしまうかもしれませんが・・・。
 
※続きはこちらへ。
ニゴリ&アフターの中堤 お勧めルアー・釣り方