萩尾溜池では時々猛烈な風が吹きます。
このエントリーを作っている時点でしばらく萩尾には行っていないのですが、今でもそれほど変わっていないはずなので、通っていた頃を思い出したので書いてみます。
萩尾では西よりの風が一年中吹いていて、午後になると非常に強くなることがあります。
アルミボートに乗っていて「これはマジでヤバイ」と感じたり、ゴムボートのアンカーが利かなかった経験も何度もあります。
全くの無風では釣れないし、夏は暑くて風がないとやってられず、ある程度風があったほうが操船も鍛えられるのですが、やはり限度はあります。
白波が立つこともあって、ジョンボートでは何度かキモを冷やしたものです。
ボートの前面が平らなので波がバタンバタンぶつかり、喫水が低く水面が近いため、どうしても「転覆」なんてことを考えてしまうのです。
「突風が吹いて波が高いときは向かい風で進むのが鉄則」みたいな話を何かで読んだことがあるのでそれを実行しましたが、なかなか進みませんでした。
こういう時はゴムボートのほうがアルミより安心感がありますが、どれだけ漕いでも進まないのでキツいのに変わりはありません。ちょっとでも休むとあっという間に流されてしまいます。
オールを漕ぐ際も空気抵抗を考え、姿勢を低くしてヘンな体勢で漕いだりします。
ちなみに、別コンテンツに書いているメタルジグでバスを釣ったのは、やはり突風が吹く日でした。操船が難しく、使ったのは軽めのホプキンスでしたが、どうにか釣れてくれました。
冷静になって考えると波の高さ自体はほんの数十cmでしょうが、やっぱり怖いです。
バス釣りの記事で時々目にする「琵琶湖が荒れたら波○メートル」なんてのは、想像するだけでチビリそうです。
夏は暑いのでライフジャケットを着けない、なんてのは極めて危険です。ゴムボート、アルミを問わず絶対に着用するべきです。
萩尾の突風をナメてはいけません!
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