最近は人の性癖を指してSだMだと誰でも普通に使っています。

「S」とは「サド(サディスト)」の略であり、「他人に痛みを与えて快楽を感じる」性癖のことですね。

サディストだったサド侯爵 実はマゾ それではマゾの語源の人は…

この言葉の語源は18世紀のフランスの作家マルキ・ド・サド侯爵です。
 
自身の作品の内容がかなりサディスティックなだけでなく、実生活でも女性をムチで打ったり、日常的に性的虐待を繰り返していました。
 
まさにサディストだったわけです。
 
しかしこのサド侯爵、実はM (マゾあるいはマゾヒスト)だったのです。つまり「サドはマゾ」だったのです。
 
ややこしいですけど。
 
いうまでもなくMとは痛みを快楽と感じる性癖のこと。
 

 
サド侯爵は女性に「ムチで思いっきり私の尻を叩いてくれ」と頼むこともあったのだとか。
 
ということは「マゾ」の語源である、19世紀のオーストリアの小説家「マゾッホ」は実はSだったりして?と考えましたが、どうやらそれはないようです。
 
マゾッホは結婚する際に、奥さんの奴隷となり奥さんが言うことには全て従う、という誓約をしているのです。
 
まさにMの鏡のような(?)誓約ですね。
 
ところで、このSとMの性癖はどれくらいの比率なのかと考えたことはありませんか?どちらがどれくらい多いのか?とか。
 
私もちょっと検索してみたのですが、実はこの比率、ググッてみてもよくわかりません!
 
私の調べ方が悪いのかもしれませんが、当記事作成時点ではズバリの情報が出てこないのです。
 
これは私が思うに「SとM両方の気質を持っている人が多いから」ではないでしょうか。「Mだけど、Sっ気もある(もしくはその逆)」という人は意外と多くないですか?
 
なので「自分の性癖はどちら」とはっきり区別できないケースも多いのではないかと。
 
何せ元祖?のサド侯爵自身が、実はドMだったのですから。
 
性癖というのはそれほど明確には線引きできない、複雑なものなのかもしれません。 

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