先日(2018年6月上旬)久しぶりに熊本市中心部の繁華街を歩きました。
すると、飲食店の客引きらしき人がやたらと声をかけてきます。しかも、これまで熊本ではあまり経験のない言い回しで。
10分も歩かないうちに、4~5人に声をかけられたでしょうか。
「こんなに客引き多かったっけ?」といぶかしく思いつつ、その日は行くお店が決まっていたので客引きの誘いをひたすらかわしました。
そして後日ある人と会ったら、熊本の繁華街で最近ボッタクリが横行しているという話を聞きました。
その人の話によると、
・女の子が二人つく
・女の子がそれぞれ飲み物を注文する(合計2杯)
・会計では10万3千円を請求される
・女の子が注文した飲み物が一杯5万円(←!!)×2+飲み代3千円で10万3千円
・・・という手口でボッタくるのだとか。
このテのボッタクリは裁判にまで持ち込めば勝てることもあるものの、客が払ってしまうケースがほとんどなのだそうです。
何でも、他県(具体的な県名を聞きましたが、ここでは伏せます)から来た業者が熊本で飲み屋を開き、ボッタクリしてるようです。その県ではボッタクリの取り締まりが非常に厳しくなり、そこから逃げて熊本に来ているとのこと。
熊本は震災からの復興需要で、各地から人が集まっていることも飲み屋が増えている理由のようです。
全く迷惑な話です。
以前の熊本の繁華街は、客引きが少なく、安心して飲めるのがウリでした。北海道から熊本に遊びに来た友人から、「熊本は客引きが少なくていいなぁ」と褒められたものです。
それが最近は、事情が悪い方に変わってきています。
これから夏になるとビアガーデンなど街中で飲む機会が増えます。
「二次会は女の子がいる店で・・・」という場合は、行きつけの店か、知り合いがいる、または知り合いから紹介された店を選ぶのがおすすめです。
客引きにはついていかないのが無難ではないでしょうか。
熊本でもボッタクリは厳しく取り締まってほしいものです。