myimage-nomal先日買った「バスワールド」に、奥村哲プロがリールのギア比について解説されている記事がありました。

読んだ方も多いかもしれませんが、へぇーと思ったので紹介します。

 


記事の主旨としては「秋の巻き物、特に高速リトリーブをする際に最も適したギア比は何でしょうか?」というもの。
 
現在バス用ベイトリールのギア比は「7:1」「6.2:1」「5.3:1」の三つが主流です。
 
「とにかく速く巻く必要があるのだから、7:1じゃないか?」と考えがちですが、奥村プロによるとそれは間違いのようです。
 
正解は「6.2:1」です。
 
「7:1」がダメな理由は、「ちょっとした巻きスピードのムラでルアーの軌道が大きく崩れ、急加速や急減速が起きてしまうから」です。
 
つまり、「巻きムラ」が出やすいということ。
 
また、「5.3:1」だとギア比が低すぎて速巻きするには必死にリーリング動作をしなくてはならないため、アタリや障害物に接触した時の感知力が鈍ってしまうそうです。
 
リールを巻くことに気をとられて集中力が落ちてしまうわけですね。結論として「6.2:1」が最適ということになります。
 
「巻きムラ」に関連して、奥村プロによると「利き腕と逆の手で巻く」のも巻きムラを生む原因になるです。
 
「巻き物は利き腕で巻き、リールのギア比は6.2:1がオススメ」と記事は結論付けられてます。
 
実際に奥村プロがガイドをするときも、巻く腕とギア比でゲストの釣果が違うのだそうです。