myimage-nomalジンクスはスポーツの世界につきもの、というイメージがありますが、政治の世界にもジンクスは存在します。
 
「例外」も存在していますが、中には「例外なし」のガチのジンクスもあるようです。

雑誌「週刊ポスト」の特集を参考にしています。

総理になれる?なれない?中にはガチのジンクスも

政治家であれば、一度は考えるという「総理」のポスト。
 
もちろんそう簡単になれるものではなく、日本と日本国民のために仕事をするリーダーでなくてはいけません。
 
そういう志を持つ政治家でも、もしかしたら以下のようなジンクスに左右されて総理の座を逃したり、総理に就いても短命で終わってしまうかも?

雨の日に就任した総理は短命

このジンクスを唱えたのは、気象予報士の増田雅昭氏で、当時は第一次安倍政権末期でした。
 
就任日が雷雨だった小渕恵三首相・・・在任1年8ヵ月
雨が降り続いた森喜朗首相・・・在任1年1ヵ月
土砂降りの大雨だった安倍晋三首相(第一次)・・・在任1年
午後から雨になった野田佳彦首相・・・在任1年3ヵ月

 
ちなみに、7年8ヶ月の長期政権だった佐藤栄作首相の就任日は曇りのち晴れ、7年2ヵ月の吉田茂首相は晴れでした。
 
「就任日に晴れれば長期政権」というわけではなく、「雨が降らないこと」が短命政権にならないポイントのようです。
 
現在の第二次安倍政権の発足日は晴れでした。

総理になれない3ジンクス

1 県議あがり
2 参院議員出身
3 落選経験者

 
自民党で長く破られなかった、有名なジンクスです。田中角栄元首相の発言だそうです。
 
このジンクスには例外があり、1987年に竹下登氏(元島根県議)が自民党総裁に指名され首相に、1991年には宮沢喜一氏(元参院議員)が首相になっています。
 
2008年に、落選を経験している麻生太郎氏が首相に就任しました。

法務大臣は総理になれない

これはなかなかガチガチのジンクスで、歴代99人の法務大臣の中で総理になった人物は一人もいません。
 
法務大臣経験者には谷垣禎一氏、高村正彦氏といった実力者もいますが、総理にはなれていません。
 
「防衛大臣(防衛庁長官)経験者は総理になれない」というジンクスもありますが、これには例外があり、中曽根康弘氏、宇野宗佑紙は総理に就任しています。
 
このコンテンツは雑誌週刊ポスト2016年12月2日号16ページを参考にしました。