なんだかものすごく久しぶりの釣行記です。
2013年9月26日(木)に立岡池へ早朝からおかっぱりに行きました。
この以前にも釣りには行ってましたが、ボーズやら小バスやらで訪問者さん達の役に立ちそうにはなく、記事は作りませんでした。
しかし!今回は4匹釣れました!^^
早朝5時過ぎから9時過ぎまでで4匹釣れたので、自分としては上出来。久しぶりにバス釣りを満喫しました。
しかも今回は最後にとんでもないものまで釣れました。立岡で釣ったのは多分初めてです。
まずはスピナーベイト・Dゾーンで1匹
NBC陸釣りクラブ熊本さんのブログをチェックしていたら、立岡の水位がちょうどいい感じでした。そこで早朝から数時間釣りをすることに決定。
5時過ぎに到着するも、水面もろくに見えないほど真っ暗。(´Д`)それでも根性でスピナベを投げました。
結局、太陽が顔を出す頃まで全くのノーバイト。
めげずに投げ続けていたら・・・
ついにキタ!
久しぶりにバスの引きを堪能しました。
やっぱりバス釣りはいいなぁ。
ルアーはいつものコレ、Dゾーンの赤。
濁りが強かったのでタンデムウィローを使いました。
(※参考 DゾーンについてはYouTube動画も作ってます 釣れるスピナーベイトとカラーその1)
場所はおなじみのキャンプ場周辺です。足元まで引いてきたら、バスがバイトする瞬間が見えました。バイトシーンの目撃は立岡では意外とよくあります。
その後しばらくスピナベを投げ続けるも、一度バラシがあっただけで、アタリが遠のきました。
リトルマックスで連続ゲット!
何を投げようかな・・・と少し迷って、コレに決めました。
こればっかりじゃん!と言われそうなリトルマックス1/4ozのコットンキャンディーです。浮きあがりを重視してアイの位置は一番後ろに。
これをリフト&フォールで使ったら・・・
1匹追加!
フッキングはこんな感じ。
さらに三匹目!
立岡でここまでポンポン釣れれば言うないのですが、「あわよくばリミットメイクを!」と欲を出して釣り続けていると・・・
四匹目!
(決して写真の使い回しでないことをご確認下さい)
フッキングはこのとおり。
四匹も釣れて、ウハウハになりました。
リトルマックスの釣れたアクション
今回のリトルマックスのアクションのキモらしきものを書いてみます。
私が心がけたのは、
リフト&フォールの幅を小さめにしたこと。
リトルマックスはリフト時にブルブル振動します。これを1ブルか2ブル後にすぐ落とすつもりで、かなり速いピッチで上下動させました。
それともうひとつ。
ボトムまでは落とさず、水面直下とも言えそうな層でアクションさせた
のもキモだったかもしれません。
上下幅を小さくしたので、必然的に浅い層を泳がせました。
今回釣ったサイズのバスには、おそらくハマる動きだったのでしょう。
四匹釣ってかなり癒されたのですが、あわよくばもう一匹!と欲を出して投げ続けます。
・・・バイトは遠のいてしまいました。
ここでカラーローテーションとかすればまた少し違ったかもしれませんが(次回はやろう・・・)、リトルマックスは一色しか持ってませんでした。(´Д`)
ダルドを投げたらとんでもない魚が
そこでちょっと目先を変えて、まだ釣ったことのない「ダルド」を投げることに。
これで釣れたらうれしいなぁ~と、ダルドのトゥイッチを始めました。
リトルマックスへの反応が良かったので、トントンピタッ、トントンピタッ、て感じのリアクションを意識したかなり速い動きで広範囲を探りました。
・・・しかし反応はなし。
うーん、ダメか?そろそろ帰ろうかな・・・と疑念がわき始めてヘタれかけた頃、トゥイッチ後のポーズを少し長めにとっていたら・・・
ドーン!
といきなりものすごい勢いのバイト!
「おわぁ!」と一瞬パニックになりましたが、とっさにクラッチを切って指ドラグをかまし、ラインブレイクは回避しました。
一応アワセたものの、過去に感じたことのない重量感でヒキの強さもハンパではありません。
これはバスだったらとんでもない大物では?と妄想が膨らむも、やりとりしているうちに「コレはバスじゃなさそう・・・」との気持ちが強くなってきました。
とはいえ、確認しようにも完全に相手のペースであり、右に左にいいように走られます。水面近くにすら上げられません。
指ドラグを駆使しつつしばらく耐えていると、バスではない、と確信しました。(´Д`)
しかし釣り人の性で、カケた魚はとりたい。
ラインは10ポンドなので、よほどでない限り切られるおそれもナシ。ラインチェックもしていた・・・ハズ。
それにしても寄りません。
リールを少しだけ巻く→相手が逃げる→指ドラグで耐える→巻く→逃げる→指ドラグ・・・
を何度くりかえしたことか。
いい加減腕がだるくなってきました。
・・・と、むこうも疲れてきたのか、魚体が水面に浮かぶようになってきました。
茶色い。
鯉だ!
しかもそこそこデカい!
下あごにガッチリフッキングしており、コレはバレなさそう。
絶対釣ったる!と気持ちも新たにやりとりを続けていると、少しずつ岸に寄るようになってきました。
しかし敵もさるもの、それから数回走られます。
あまりに長いことやりとりしていたので、ヘラ釣りのおじさんが近づいてきた。
「お?鯉たい!こらふとかね~」「よく引きますよ~」なんて会話をしつつ、魚とのやりとりを続けました。
しばらくするとさすがに鯉も疲れたのか、ようやく岸に上がってくれました。
ハァ~疲れた。
上げるのに20分ほどかかったのではないでしょうか。
魚はこちら。
ファイト時間が長かったためか、鯉の目つきも悪い。ダルドの長さは10cmなので、鯉のサイズは60cmくらいでしょうか?
このかかり方は、スレではなく多分捕食しているのだと思います。立岡池ではルアーで鯉を釣ったのは初めてです。
ちなみに中堤でも、シャッド(ビーフリーズ)をものすごい勢いで持って行かれた経験があります。
その時はあまりに急な出来事にあっけにとられ、ドラグを緩める間もなくラインをブチ切られてしまいました。
今回のアタリの出方と似ているので、この時の魚も鯉だったと考えています。
釣りあげるのも大変でしたが、フックを外すのも一苦労でした。ペンチを持っててよかった。
バシャバシャと何度も水をかけられ、無事外れた時はヘトヘト。
フックが思いっきり曲がってしまいました。
ラインもヨレヨレ。
おじさんにダルドを見せたら、「こらエビに似とるけん、エビて思てコイが食うたっだろねぇ」とのこと。
ヘラ釣りをしていると、コイがエビを岸に追い詰めて捕食するのを何度も目撃しているそうです。
今回の釣りで、水面直下のリトルマックスがきいたのは、もしかしたらエビを意識したバスが上を向いていたのかな?
バスのリミットメイクはなりませんでしたが、腹いっぱい楽しい釣りができました。
立岡はやっぱりこれくらいの水位がやりやすいですね。
近いうちにまた訪れたいものです。