釣りに行けないまま、完全無欠の冬になりました。
そろそろフローターにはキツい水温になっているでしょう。
冬といえば、やっぱりポークです。(?)
最近はラバジのトレーラー候補になるワーム類は、パワーホグをはじめ種類が増えています。
ラバジ好きの私としては選択肢が増えて楽しいのですが、やっぱり昔ながらのポークも捨て難いものがあります。
叩く、ソフナーで柔らかくする、熟成させるといった「手をかける」楽しみがポークにはあり、これはワーム類ではできないものです。
最近は「ガルプ汁」なるものも発売されており、またまた「手をかける」手段が増えたのです。これはポークを漬け込むしかない!
ということで早速やってみました。漬けたのはビッグダディ、No.11、デプスのリグルホグ、あとはその他いろいろ。
ガルプ汁に漬けたワーム類は表面がザラザラになったり、体積が増えたりと結構な変化が起きました。
ポークをガルプ汁に漬けると…ガルプのニオイが変わってる!
ポークはどうでしょうか?
およそ二週間、ひたすら漬け込んでみました。(ほとんど忘れていたとも言いますが)
何か変化があるかな?どれどれ・・・と容器のフタを開けてみると・・・。
(余談ですが、ガルプアライブのフタは取り扱いにかなり注意が必要です。開ける時も、閉める時も慎重にやらないと液がこぼれがち)
・・・うーん、特に変化は無いなあ。
ビッグダディ、リグルホグ、No.11、いずれも厚み・柔らかさなどには全くと言っていいほど変化は見られません。
やはりワームなどの樹脂と生物由来成分では違うのでしょうか。
ただし大きな変化もありました。
ガルプアライブのニオイより、ポークの脂臭さが優勢になっていたのです。
これってダメなんじゃ?
もしかするとポークがガルプ汁の成分を変えてしまったとか?
さらに二週間ほど経過すると…
ガルプアライブのにおいが消えて、ポークのにおいに完全に入れ替わってました!
もともとガルプ汁はにおいがそれほどキツくありません。少なくともパークレーのえびせん臭よりはずっとにおいが少なめです。
ガルプ汁の中にポークをいろいろ10個ほど漬けておいたら、いつのまにかあのポーク独特の臭いが勝ってしまっていたのです。
ガルプ本来のにおいは全くと言っていいほど感じられません。
消えてしまいました。
とはいえバスの嗅覚だとまた別の話かもしれないし、集魚効果は落ちていないことも考えられます。
もしかするとポークのにおいも加わってさらに強力になった可能性もあるのですが、なんとなく損した気分になるのはなぜでしょうか?
このサイトのユーザーさんで、「ポークをガルプに漬けてみようかな・・・」と考えているアングラーはご注意ください。
適量のガルプ汁を別容器に移し、それにポークを漬けるようにした方がいいかもしれません。
このポークでとりあえずは1匹釣ってみないと。
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