少し前に、安倍総理が座禅中の自身の姿をツイートされていました。

今は座禅体験のために施設を開放しているお寺もあり、連休などには宿泊して座禅を組むプランを提供しているお寺もあります。

腹式呼吸でセロトニン分泌 初心者でも効果実感

座禅によりストレスの多い日常からしばし距離をおき、自分だけの時間の中で心を平穏にします。

体験者は一様に「気分が前向きになり、心身がスッキリする」と感じるそうです。
 
座禅による健康効果のキーワードは「腹式呼吸とセロトニン」です。
 
セロトニンは「脳を元気にするホルモン」とも呼ばれ、落ち込んでいる気分を高揚させたり、不安・怒りを抑えて心を平穏にする効果があります。

座禅で行う腹式呼吸はセロトニンを分泌させる効果があります。
 
座禅の良いところはすぐ実行でき、また即効性があることです。初めて行う人でも効果は期待できます。
 
座禅での腹式呼吸のコツを挙げます。

必ず鼻から吸い、吐くときは口もしくは鼻から

ゆっくり、細く長く吐くことを第一に心がける

吐く時に下腹をできるだけへこませる

目は完全に閉じるのではなく、薄く開いて1メートルほど前を見る

座禅は初体験の人でも、30分で脳にアルファ波が発生します。
 
慣れてくると、アルファ波は座禅を始めて10~15分後に最大になるので、15分以上続けるのが理想です。(お寺での座禅は通常一回30~40分)
 
一度アルファ波が出たら2時間ほど持続します。
 
ストレスやイライラがたまりがちなら、睡眠時間やサプリをあれこれ工夫するより、まず定期的に深い呼吸をするのが一番だと私は考えています。実感済みです!(^^)
 
上では15分とか書いてますけど、とりあえず5分でもやると心のざわつきがおさまるんです。(座禅のポーズをとらずにいすに座って行ってもOKです)
 
吐くときは細く長く、おなかは吸うときに膨らませ、吐くときに引っ込める、をしっかり意識してやれば、5分が結構「濃い」時間になります。


 
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