myimage-nomal2007年の10月3日、ほぼ一ヶ月ぶりに中堤へバス釣りに出かけました。

ところが・・・中堤は目を疑うばかりの大変貌をとげていました。




初めて見る大減水 何とかフローターを出すものの

水が無い~!(゚ロ゚;)
 
減水した中堤
(この釣行時の写真ではありません)
 
マジで無いのです。
 
しばらく中堤に通っていますが、これほどの減水は初めてです。巨大な水たまりと化しています。
 
久しぶりの釣りでウキウキですが、車を降りて中堤を見た途端にガビ~ン状態。
 
そういえば確かに長いこと雨が降っていませんでした。しかしこれほど減水しているとは。
 
途中危険なところがありますが、おかっぱりでほとんど一周できそう。(実際ほぼ一周している人がいました)
 
釣りをしながら測ったら、萩尾溜池側の堤周辺の一番深いところでおそらく2メートルくらいでした。
 
もちろんフローターで出るつもりだったのですが、これだけ水たまりだと底に足がつきそうだったし、水辺までかなり歩かなければいけませんでした。
 
フローターを出すのをためらったのですが、それでも久しぶりの釣りということもあり、釣れなさそうだな…思いつつも準備をして、フローターをかかえて水辺まで歩きました。
 

 
途中干潟状態のところがあり、どこからフローターを出すかをちょっと思案。どうにかフローターを出すものの、案の定水深30cm状態が続きます。
 
脚をまっすぐ伸ばしてしばらくバタ足で進む。底をかいてドロがもうもうと舞ってます。
 
そのうち底に足ヒレがつかなくなってきました。
 
水質は言うまでもなくバリバリの泥水。水中の視界はほとんどゼロではないでしょうか。




水たまり状態の中堤で速巻きを試してみること

myimage-nomalこれくらいかな~というところまで移動して、さてルアーは何を投げようかということになりました。
 
なにせ水深が無いだけに投げられるルアーは限られます。
 
それに水溜り状態なのでバスがどこにいるかわかりません。それならやっぱり巻き物か?
 
ということで、シャロークランク、スピナベ、バイブレーション あたりが候補になりました。
 
しかしフローターにそれほどたくさんルアーを積めるわけもなく、実際に使えそうなルアーはほんの数個。
 
シャロークランク、スピナベ(1/4oz)あたりをバリバリ投げ始めました。
 
クリスタルS 1/4oz
 
今回の中堤の状況は全く予想外だったので、釣る前にやろうと考えていたこと(じっくりカバー打ちなど)は完全に企画倒れになってしまいました。
 
そこで今回、釣り始めて急遽テーマを変えました。
 
それは・・・
 
ルアーを速巻きすること。
(巻き物をバリバリ投げるくらいしかできなかったこともあるし)
 
myimage-gakkari私は「ルアーの速巻きで釣れることがあるんだ」という確信を持てるような経験をしたことがありません。
 
スピナベにしてもバイブレーションにしてもゆっくり巻きばかり。
 
「速く巻いたほうが効果的なことがある」とは、多くのプロのハウツー本や雑誌などに書いてあるのですが、いまいちピンこないのです。
 
そこで今回はホゲてもいいから速巻きをやってみることにしました。(水の面積が減ってるからバスにも当たりやすいだろうし)




2匹釣れた!(型はおいといて)釣れたルアーは

myimage-bikkuriそれからはもうひたすら投げては巻くのくり返し。巻くのが速いもんでキャスト数が増える増える。
 
そんなこんなで午前中は、
 
SRミニ3/8oz ゴールドタンデムウイロー ゴールデンシャイナー 30cmくらいのを1匹。
 
TDバイブレーション ホットタイガー これまた30cmくらいのを1匹。
 
という釣果で終わってしまいました。
 
ひとつ気付いたのは、どちらのバスも「辛うじて一本掛かり」だったこと。TDバイブはテールフックに、SRミニはアシストフックにようやく掛かっていました。
 
「こういう時はカラーを変えると良い」と田辺さんが言っていたと思い出したので、カラーをいくつかローテしてみました(重さも変わってしまいましたが)。
 
ところがアタリが無くなってしまい、結局は上のカラーに回帰。上のカラーだと、とりあえず「アタリはある」状態が続きました。
 
一応速巻きでも釣れました。イマイチ実感は無いのですが。
 
今回は水の量が非常に少なかったため、魚に当たる確率は高かったはず。ただ単純に食いが渋かっただけでしょうか?
 
SRミニ

三匹目がノッたぁ!と思ったら…

myimage-nomalひたすら投げては巻くをくり返しているとアタリに混じって、文字どおり魚にルアーが当たって(ぶつかって)いるんじゃないか?と感じることが頻繁にありました。
 
それにもめげず、三匹目のバスを釣るべくTDバイブをひたすら投げまくっていると・・・
 
ぶつかりとも違う、ググッと重くなるいい感じのアタリが!
 
「コレだぁ!」とばかりに、おりゃあ!とアワセ!
 
・・・しかし・・・
 
手ごたえなし。
カクン、とロッドが軽~くなってしまいました。
なんと、ラインブレイク。ラインの先に何にもついてない!(´Д`)
 
かなり重い手応えだったので、なかなかいい型だったと思うのですが、今となっては確かめるべくもなし。
 
ホットタイガーカラーのTDバイブはその1コだけだったので、その後はSRミニを投げ続けました。
 
TDバイブレーションホットタイガー
 
しかし、それ以降はナマズを二匹釣っておしまい。
 
巻き物をバリバリ投げていると意外にラインが傷ついていることがあります。スローロールなどをやると特にそうです。
 
自分としてはラインチェックはマメにするよう心がけているので、ラインブレイクは今までほとんどしたことがありませんでした。
 
それなのに~。
 
確かに今回はラインチェックを怠ってました。どんどん投げることばかりに意識をとられていたようです。
 
引っ掛かった魚、スマン。甘かったなぁ。